パチンコを通じて資産運用を考える

魂燃えない今日この頃、自分はパチンコという熱病に一時かかっていた。すなわち、自動車教習所の帰り道や友人との待ち合わせ前などに、もくもくとパチンコに勤しんでいたのである。

パチンコとの出会いは高校生の時で、あの時は、ビギナーズ・ラックというものもあり、しばらく手首をひねっていれば勝手にお金が発生するものだと思っていた。今思えば、良い時代であった。ここ最近の戦績としては、“とんとん”マイナス1.5万といった感じであろうか。要因としては、パチンコに慣れてきて引き際の判断が甘くなったという点が挙げられる。そして自分は、このパチンコという一種の「投資とリターンの関係」を通じて、今後の資産運用について考えるようになった。

「時は金なり」とは、よく言ったものである。時間というものには、先天的にお金を生み出すないしお金を増やすといった条件要素が宿っている。例えばそれは、労働であったり、利子や株の配当であったりする。しかしながら、殊にパチンコは、この正当な「Time is money」というリズムを逸脱しているという点で、資産運用とは異なりギャンブルである。だが、投資とリターンという見地からすれば、それは資産運用にも重なり合う部分もあると考える。

今後自分は社会人となるとなるわけだが、社会人ともなると必然的に自由に使えるお金も学生に比べれば大きくなる(のかもしれない)。そして自分の場合は、近い将来、株や為替そしてデリバティブなんかをやってみようと、その資産運用に興味が湧いてきている。

まぁ、「ギャンブルで培ったノウハウを資産運用にもいかしてやるぜ!」といった単純なロジックの移管が行わないが、最近では10万円位から資産運用をできる金融商品も出始めているので、手始めに為替のデイトレードでもやってみようかと思っている。

何事も好奇心に始まり、実際の行動によって経験を積むことから始まるのである。そう、それはパチンコのように。